笠山の概要
愛知県の田原市にある笠山は標高78.6m(渥美半島観光ビューロー公式サイトによる)の小さな小さな可愛らしい山です。山頂まで続く石段と山を一周できる遊歩道があり、山頂からは360℃の大展望が広がります。美しい三河湾や姫島、蔵王山をはじめとする渥美半島の山々、運が良ければ遠くに南アルプスまで見ることができ、おまけに「あれってもしかして富士山のてっぺんがちょっとのぞいてるんじゃないの?」って程度に見えるかもしれません。山頂には三等三角点(三角点マップでは標高78.92m)があり、雷電社の祠もあります。とても素敵な山です。
そんな笠山ですが、ある日の笠山でちょっと気になる出来事がありました。まとめてみます。
ある日の笠山での出来事
笠山での散歩
装備がなくても登れるこぢんまりとした笠山には、メインの長い石段を使ってトレーニング目的で来る人も多いです。私はハイキングに行くほどの時間がないけど山を感じたい時に利用していて、まさにこの日も軽く山散歩をしようと笠山まで来てみました。
それは2020年2月6日のお昼ごろの良く晴れた日でした。青空が広がり、長い石段を堪能して山頂へ到着しました。山頂には祠と三角点があり、いつものように祠にお参りをして大展望を楽しみました。
少し下った東屋に行くと、なんだか見てはいけないようなものを見てしまったのです。一瞬ゴミが散乱しているかのようにみえましたが、それはまるで誰かにお供えでもしている「え?お供え物?」というような感じのものでした。
笠山の石段と展望




一瞬で固まる出来事
地べたに散らばっているようにも置かれているようにも見えるそれは、お線香の束とたばこにフタの開いていない飲み物で、まるで誰かのために供えられているような感じがしました。
山頂には確かに祠があるけど、それとはまったく関係がないような、もしかしたら若い人に向けたお供え物?と頭によぎりました。
一瞬でいろいろな映像が浮かびました。もちろんお供え物の写真を撮るなどという悪趣味なことはしませんでしたので画像はありません。
中腹の遊歩道を歩く
絶対に何かあった・・・と少し後味の悪い想像をしながら、そこには近づかずに山頂をあとにしました。
中腹にある遊歩道はぐるりと山を一周できるものが2コースあり、ぐるりとまわって帰ります。三河湾が見え姫島が見え、渥美半島らしい山道です。
この笠山は渥美半島の名だたる山々から少し外れていて、一見忘れられた山にも思えますが、周辺もきれいに整備されていて、ふもとには小さな公園があります。今回は誰にも会わなかったですが、かなしい出来事が起こっていないといいなと思います。
一応調べてはみたけれど、それらしい事件事故は見つかりませんでした。



夏の遊歩道は蚊の猛攻にあうので行かないですよ!