恐怖!イモムシ毛虫に突風地獄 田原市雨乞山ハイキングは恵まれなかった
これはまだ、どこの山にどの時期に入れば楽しめるかを知らずに勢いで登っていたころのお話です。
雨乞山の思い出は、毛虫だらけになり山を身震いしながら駆け抜けたものだったので、毛虫のいない時期はどんな感じなんだろうと思って行ってみた話です。
毛虫地獄のお話と突風地獄のお話を両方紹介しますので参考になれば嬉しいです。
目次
5月の雨乞山
雨乞山の当日のコース
入山日 2019年5月2日
ゴールデンウィークの真っ只中。よく晴れていたので山の装備はメンテナンス中でしたが、車に積んであった簡易的な装備でサクッと登れそうな小ぶりな雨乞山へ出かけました。
伊川津揚水機場の石神登山口から入山し、泉福寺に下りタコウド経由で戻るコースです。
いきなりの急登が現れますが岩や展望は楽しめます。ただ・・・ただ草木はぐんぐん育ち、命は活発になる時期です。入山直後は風に揺れる尺取虫に笑う余裕があったのですが・・・。
雨乞山ギャラリー
イモムシ毛虫地獄の雨乞山
登山道を少し歩くたびに身体には何匹ものイモムシ毛虫が付いていました。一応木の棒を拾って払いのけながら歩きました。
最初はキャーキャー言って木の棒でとっていましたが、埒が明かず時間もかかるのでそのうち素手でとるようになりました。足が吸盤のようにひっついているので払ってとれるものでもありませんでした。
途中恐怖で足が進まなくなりましたが、顔にタオルを巻き進むことにしました。結局最後の最後で払いのけた尺取虫が跳ね返っておでこにひっ付くという地獄を味わいました。
衣服の虫はしっかりとり、同行者とお互いにチェックをしましたが最後は車の中にまで1匹持ち込んでいました。恐ろしいですね。
3月の雨乞山
毛虫のいない時期の雨乞山
入山日 2020年3月5日
毛虫のいない時期はどんな感じだろう。楽しめるかなと思い雨乞山にもう一度行ってみました。
ところがこの日、毛虫はいないけど風がひどく強くて、山で風が強いというのは暑いよりも悲惨だと思いながら、雪山のようなピッケルはないけど吹き飛ばされないように耐風姿勢をとるかのような形で岩にしがみつき登ってきました。
前回(毛虫地獄で余裕が全くなかった)行かなかった雨乞神社にも、きちんとご挨拶をしてきました。もちろん風で吹き飛ばされないようにと無事を祈願しました。
あまりの風の強さにとても山を登れるような状態じゃなかったので、なんと行動時間は54分、距離にして1.4kmという雨乞山山頂で写真を撮るだけのハイキングになりました。
突風地獄の雨乞山
どうも雨乞山ハイキングは条件に恵まれていません。
雨乞山の概要
雨乞山は標高233m。その名の通り山頂付近にある雨乞神社で雨乞いが行われていたことからその名前が付いたらしいです。大山までの縦走もできます。
まとめ
通常、春と秋はハイキングにはもってこいの季節です。ですが渥美半島の山を歩くにはかなり気を付けなければいけない気がします。