本宮山 秋の花を中心に四季折々の様子をまとめてみました

本宮山秋の花を中心に四季折々の様子をまとめてみました

本宮山に秋の花を探しに行ってみました。お目当ての花は毎年ちゃんと愛でることができます。日常的にトレーニングに行く本宮山の秋の花を中心に、四季折々の魅力ををざっくりまとめてみました。一年を通した本宮山のようすをご紹介します。

本宮山は愛知県豊川市・岡崎市・新城市にまたがっていて、トレーニングに最適で人気があります。季節ごとに楽しみたい方向けの記事です。

本宮山について

場所と登山ルートについて

多くの登山者は表参道登山道を利用します。

2023年より、Googleマップにも本宮山の表参道以外のルートが表示されるようになりました。本宮山の表参道以外の登山道は、今は入山者も多くなり整備もされてきていますが、それでも油断はできないコースだと個人的には思っています。入山には事前の情報収集や、しっかりした装備・準備をして楽しんでください。

スカイラインと山頂駐車場

本宮山スカイライン(現在通行無料)から山頂駐車場まで車でも行けます。三河一之宮砥鹿神社奥宮があり、参拝に訪れる人もいます。山頂駐車場からもう少し上に登ったところが本宮山の山頂です。毎月1日には奥宮休憩所付近についたちカフェが来ています。

写真で見る本宮山のようす

ベンチと木々
山頂下のベンチ
ススキの奥に海の景色が見える広場
山頂からの眺め
バケツに流れ込む天然の水
林道にはこのような水場がある
東屋からの眺め
杉の大木と案内板
神々しい御神木

本宮山の秋を楽しむ

本宮山の秋には、エンシュウハグマをはじめ様々な花を楽しむことができます。紅葉もそれなりに楽しむことができます。

本宮山の秋を代表するエンシュウハグマ

エンシュウハグマは知らないと見落としやすい小さな花ですが、知っていればすぐに見つけられる花です。クルンクルンとした独特の花びらが特徴です。

ふたつ花が開いたエンシュウハグマ
2022年10月1日撮影
横向きのエンシュウハグマの花
2022年10月1日撮影
たくさん花をつけたエンシュウハグマ
2020年10月12日撮影

個人的な感想ですが、年々減っているように感じます。

本宮山のその他の秋の植物

本宮山秋の紅葉

本宮山の冬を楽しむ

ガチガチに凍った水場の柄杓
水場がガチガチに凍ることもあります
元旦登山には初日の出も

本宮山は冬になると雪が降り積もることがあります。2020年は大雪が降り、辺り一面はふかふかの雪で真っ白でした。ちょっとした雪山ハイクを楽しめますが、踏み固められたりすると滑って転倒の恐れがあるのでチェーンスパイク持参が良いでしょう。

本宮山の春を楽しむ

ざっくり春の花を紹介します。本宮山の春は華やかで歩いていても楽しいです。

ミツバツツジやハクモクレン、桜にイワカガミなどが楽しめます。あまり多くはないようですが、運が良ければギンリョウソウも見つけることができます。アセビもよく咲いています。早くから咲き始めますが一応春の花に入れておきます。

本宮山の春の花

本宮山の夏を楽しむ

表参道以外のルートになりますが、表参道の西に荒沢不動滝や宝川(国見岩コース)、東には陽向滝不動尊などがあります。利用者はぐっと少なくなりますし、谷なので崩落もたまにあります。事前にしっかりと調べて楽しみましょう。

運が良ければ見れる花

岩陰のギンリョウソウ
2021年5月31日撮影 ギンリョウソウ
ミヤマウズラのアップ
2022年8月30日撮影 ミヤマウズラ

数はそれほど多くないと思いますが、運が良ければこれらの花を見つけられることもあります。

時々ある本宮山の通行止め情報

2020年10月12日。表参道登山道から山頂を目指さずに岩戸神社の方へ入り、鎖場を経て岩戸神社へお参りをし、その後アケボノシュスランを探しにくらがり渓谷へ下りようかと思っていましたが、くらがり渓谷側は※9/23(水)~3/12(金)まで一部通行止めになっていたので山頂へ向かいました。エンシュウハグマは咲いていました。

※2020年当時の情報です。

本宮山は林道及びくらがり渓谷に抜ける道など、時々工事通行止めがあるので、前もって調べておくとよいでしょう。

土砂が流れ込んだ林道

まとめ

一年を通して楽しめる本宮山。安心なのはキツイけど利用者の多い表参道登山道です。
たくさんのルートがある本宮山ですが、崩落や工事通行止めも多いですので、事前の情報収集や装備など、しっかり準備して楽しんでください。