向いてないのかな?そう思ったらまず読んで! 上手く泳げないときに読む記事
水泳を習ってるんだけど、なかなか上手くならないと思っている方や、進歩がないからやめようかしらと思っている方は一度読んでみてください。
目次
水泳をあきらめる前に
上手くできなかったり、何度も同じことを言われて進歩がなかったりするとだんだん面白くなくなりますよね。自分には向いていないんじゃないかと思ってしまいます。
できると面白いし、できなければ面白くない。これはみんな一緒なんですよね。
でもちょっと待ってください。もしかしたら向いていないんじゃなくて、やり方を勘違いしているだけだったり、身体が育っていないだけだったり、何か見落としていることがあるかもしれません。水泳をあきらめる前にいくつかチェックしてみませんか?
チェックリスト
- 基礎基本をきちんと理解し練習している
- 客観視や思い返しをしている
- 練習の頻度は適切である
チェックするのはだいたい上記の3つかなと思います。
基礎基本をきちんと理解し練習している
たとえば、バタフライが上手くいかない人はイルカ跳びがきちんと出来ていないことが多いですし、クロールで足が沈んでしまう人は足の動かし方ができていないことが多いです。
これは体重を前にのせる感覚を練習していないという事になりますし、基本姿勢を間違えている可能性もあります。いずれも基礎基本の部分です。
足の動かし方ができてない原因は?
足首が硬くて伸びない、見えない動作を感じ取ろうとしていない、足をそろえることができない、など、身体そのものの特徴や、感覚の問題になります。水泳もスポーツですので、そのスポーツに合った身体の使い方やケアを行い、動かしやすい身体づくりをしましょう。
また、感覚の問題は「思い返しや俯瞰」で改善しましょう。
これらはみな「練習すればできること」や「身体を育てればできること」になります。
練習の頻度は適切ですか?
練習頻度なのですが、当然ある程度の頻度で練習をする必要があります。
一週間に一度のレッスンというのは、教えてもらったことはほとんど忘れてしまっていますし、身体も元に戻ってしまうというスパンです。と、いうことは、忘れたころに次の練習があり、常に大変な状態という事になります。成長しないとは言いませんが、非常にゆっくりになってしまいます。
身についていない動作は不安定で、良かったり悪かったりという差がどうしても生まれてしまいます。
私がボルダリングを始めたときは
上手くなるには週3がベストだと言われました。
プールに行く時間が取れなくても、水泳に必要な身体の動きをイメージしたり、動かしたり
身体をつくるストレッチやケアをするだけでも違います。
次の練習まで一度も水泳のことを考えなかった!
というのはやめましょう。。
チェックリストの3つとも出来てるんですけど・・・という方も、その基礎基本を勘違いしていないかどうかもっと細かく見てもよいかもしれません。
私が知っている範囲で言えば、基礎基本や初心者がイメージしている水泳の動作が違っていたということはとても多いです。
だからこのサイトを作ったのね!
楽しくないことは頭に入らない
なんでもそうですが、楽しくないことや苦手意識のあることというのは、なかなか頭にも身体にも入ってきませんね。
どこかに「どうせ上手くできない」「何度やってもムリだわ」「難しいことはめんどくさいのよ」という気持ちがあるかもしれません。
私は事務作業が苦手だからデスクに向かうことは
すぐにめんどくさくなってしまいます。
私もこの年齢からクライミングなど新しいことをやり始めて、当然ですが落ち込んだり挫折しそうになることがあります。そういう時に私自身がどうやって乗り越えたかは、水泳をやってる人たちにもきっと参考になると思います。
時には失敗談なんかも聞くと気が楽になりますよね。みんな一緒なんだなって。
私は一度、自分の平泳ぎの手足のタイミングを変えたときに、最も得意だった平泳ぎが全く泳げなくなったつらい時期がありました。でも、そのタイミングを変えるというのはどうしても自分に必要でしたので、一時期泳げなくなってもそれを練習し続けました。結果、伸びのある納得のいく泳ぎに到達することができました。その時期を経験して良かったと思っています。
何かをやるということはそんな苦労もあります。誰かの励みになればいいかなと思います。
「やらないことは上手くなりようがない」
最近の座右の銘です。
取り組み方を変えてみる
練習をやっつけ仕事にしていませんか?
「こんなこと何の役に立つのかしら・・・」と思う練習や「これは出来てるのよ」という練習は、おろそかにしたり、ただのやっつけ仕事のようにしていませんか?
水中ウォーキングの身体の動かし方によっては、足首の柔軟性が得られるものや、水を動かす力を得られるものなどがあります。
やり方次第でカンタンに水泳に必要な効果が得られるのですが「歩く」という単純な動作に練習の重要性を感じられないと「単なるやっつけ仕事」になってしまうんですね。
「単なるやっつけ仕事」には、意識して動かすというのが抜けているので、効果が得られません。そういった部分でも差が開く原因となってしまいます。
時にはとらわれず自由になる
練習に執着しすぎると逆効果になる時もあります。言われたことを意識しすぎると上手くいかない時もあるので、気分転換なり負のサイクルを断ち切るようなことも大切です。
できることだけやるというのも一つの手ですね。出来ないことばかりやると自信がどんどんなくなります。そんな時はできること(レベル)をガシガシやると錯覚を起こすのか気分が回復しますよ。そういうのでOKです。
私の場合はですね、クライミングが嫌になった時にボルダリングの初級レベルばかりガシガシ登ってたら「あ、私できるじゃん」って思いました。すると何でしょう、冷静に考えると初級レベルだから登れて当然ですが、だからこそ得られたものがありました。結果的に保持力はアップし、ムーブを意識した丁寧な登りができました。ベースをつくるとういうのは大切ですね。
結局基本からしか応用は生まれないのよ。
だから基本的なことを繰り返しやるということで
も力がついてきます。
そういうので良いんですよ。気持ちってやっぱり大事なんですね。できるという気持ちがないと上手くならないものなのです。
まとめ
- チェックリストでチェックをしてみる
- それが楽しめているかどうか考えてみる
- 取り組み方を変えてみる
- 地道なことこそ必ず自分の力になってくれる